パソコン personal computer 2004 1 18
パソコンを、何年も使っていると、
いろいろな作業に、パソコンを使うようになり、
動作が遅いことに気づく人もいるでしょう。
そこで、パソコンを強化するには、どうしたらよいか。
パソコンを買い換える。
これが、究極の強化方法でしょう。
しかし、庶民の景気は、依然として、不景気のままで、
そう簡単に、パソコンを買い換えるわけには、いかないでしょう。
庶民の景気がよくなるには、個人所得が増えないと、無理でしょう。
サラリーマンで言えば、給料が増えることです。
あるいは、減税によって、結果的に、給料が増えることです。
しかし、現在の情勢では、それには期待できませんので、
庶民の景気は、当分、回復しないでしょう。
さて、買い換えることができないならば、どうするか。
次に考えるのは、パソコンの心臓部であるCPUを、もっと高速のものに変える。
しかし、これは、意外にも、あまり効果がないのです。
なぜかというと、これは、自動車で考えると、よくわかります。
100馬力のエンジンを搭載した自動車に、
200馬力のエンジンを付け替える。
一見すると、自動車のパワーが、二倍になりそうですが、違います。
タイヤや足回りも、200馬力のエンジンに対応したものにする必要があります。
では、CPUがダメならば、
お金を、あまりかけずに、パソコンを強化するには、どうしたらよいか。
それは、メモリを増やす方法がよいのです。
最近、販売しているパソコンは、メモリが256MBでしょうか。
ワープロと表計算ならば、これで十分ですが、
デジタルカメラやビデオなどの画像処理などを行う場合や、
ソフトを、同時に、複数、立ち上げて作業する場合は、
少し、メモリが足りません。
こういう場合は、メモリは、512MBぐらい必要でしょう。
そこで、メモリを買ってきて、増設すれば、
快適に、パソコンが動くようになります。
画像処理をしなくても、
インターネットに、ワープロに、表計算と、同時に処理すると、
メモリが増えたことにより、パソコンが快適になります。
さらに、もっと、パソコンを快適にするには、
高速のハードディスクに変えることです。
ハードディスクが、高速になると、パソコンが生き返ります。
実に快適になります。
ただし、メモリの増設に比べて、
ハードディスクを取り替えるのは、少し大変です。
デスクトップ型のパソコンはともかく、
ノート型のパソコンは、手間がかかります。
いずれにせよ、遅いパソコンが、
メモリを増設したり、ハードディスクを取り替えれば、快適になります。
ただし、このようなことは、パソコンが詳しい人だけしかできません。
一般の人は、信頼できるパソコン・ショップか、メーカーに相談してください。
また、パソコンの中を開けると、メーカーの保証がなくなる場合があります。
ですから、まず、信頼できるパソコン・ショップやメーカーに相談すべきです。
私も、ノート型パソコンのメモリを増設しました。
ついでに、ゴミやほこりが気になりましたので、
分解して清掃しました。
一般の人は、このようなことは、止めましょう。
メーカーの保証がなくなると思います。